日本のODAにノー!を突き付けたアフリカ

2019.09.23 ブログ

アフリカは、最後の巨大マーケットと言われています。

日本政府は民間投資拡大に注力していますが、現地では日本が進める大規模な農業開発に反発する動きが出ているようです。

 

 農業を営むコスタ・エステバン氏が住むモザンビーク共和国では、10年前から日本が政府開発援助として大規模農業開発計画「プロサバンナ事業」を推進しています。日本の3倍もの耕地面積を、大豆やゴマなどを栽培する一大穀倉地帯にする計画です。

 

 ところがエステバン氏は、計画が土地収奪につながる旨の懸念を表明。計画を進める国際協力機構(JICA)に対して中止を求めてきました。エステバン氏は、モザンビークの土地は現地住民が耕すべきである旨を述べています。

 

 一方でJICA側は、理解を頂きながら、現地の農民所得の向上のために努力していきたい旨を述べ、事業は中止しない考えを示しているとのことです。

 

 

この最後の巨大マーケットを狙っているのは日本だけではないですからね。一帯一路だなんて言ってる国はもうすでに何年も前から様々な布石を打ってきていますから・・・。

JICAへの横やりも仕方がないのかも?