コロナ一色でネタ切れでしたが、ボチボチ再開します

2020.06.21 ブログ

アフリカ、バッタとコロナ「食料不足課題に」?

経済的に貧しい国が多いアフリカでは、新型コロナウイルスによって深刻な打撃を受けるかもしれません。

 

 国連食糧農業機関(FAO)近東・北アフリカ地域事務所の池田明子氏は、アフリカでエボラ出血熱の感染防止活動に従事していました。池田氏は、夏に向けてアフリカでは食料不足が問題になる旨を懸念しています。

 

 今年初めから、ケニアやスーダンなど東アフリカでバッタが大量発生。バッタは中東にも広がり、穀物を荒らしています。今後もバッタの数は増え、世界人口の1割に相当する人々の生活に支障が出るとも言われています。

 

 アフリカの人々の6割は地方に住んでおり、家族単位で農業を行っているという。池田氏は、新型コロナ対策としての外出規制が長期化した場合、農作物を運ぶドライバーの確保が困難になり、食料供給が停止するリスクがある旨を述べました。

 

 池田氏は、経済的打撃の規模でいえば、新型コロナはエボラ熱の比ではない旨を指摘しています。

 

 

アフリカの話ですが、日本の食料の未来も心配になりますね。withコロナの状況は各国で大きく違いますが、先ずは自国で食料は調達できるように、供給サイドも消費サイドも考え方を大きく変えていかなければなりません。

 

現在の「農地面積」や「農家数」では国内需要の全てはカバーできないとも言われており、様々な規制の緩和も進むと考えられます。耕作放棄地の有効活用や企業の農業参入障壁撤廃、AI農業の加速など、農業業界も大きく変化が求められてくるかもしれません。