2020.02.03 ブログ
宇宙ライターの林公代氏が、以下の旨を述べました。
キウイの生産・販売を行うゼスプリと、スタートアップ「天地人」は、日本でキウイ栽培に適した土地を探しています。北半球でキウイ栽培に成功すれば、現在キウイの生産地として有名な南半球のニュージーランドと、ちょうど収穫時期が反対になるため、流通時期の長期化が見込まれます。
天地人は人工衛星のデータと農業従事者の栽培ノウハウを組み合わせ、土地評価エンジン「天地人コンパス」を独自開発しました。
天地人を創設したのは、JAXA衛星エンジニアの百束泰俊氏を含む3人。百束氏は、同社の天地人コンパスについて、次のように説明しました。
まずはキウイ栽培にどのような気候風土が適しているのか、ヒアリング調査を行います。次に栽培業者と秘密保持契約を結び、なるべく多くの栽培ノウハウを教えてもらいます。これらの情報に気温や降水量、3D地形などの衛星データを組み合わせ、宇宙から土地の価値を評価します。
確かに言われてみれば、このような考え方は理にかなっていますね。
でも過度な効率優先で産地が限定されてしまうと、なんとなく寂しくなるな~などと考えてしまうのは私だけでしょうか?