WAGYU欧州で急増? どうなる日本産の遺伝資源

2019.12.23 ブログ

畜産技術協会の調査結果によると、和牛の遺伝子を持つ肉用牛「WAGYU」が海外で急速に増加しているようです。

日本産和牛市場の競争が激化する恐れもありますが、同協会は世界的に和牛遺伝資源が把握できる点を評価しています。

 

 和牛は1976年に米国に流出して以来、米国やオーストラリアを中心として世界中に広まってきました。ドイツでは、2014年からの3年間で、繁殖雌牛が3倍に増加しています。英国、スペインは2000年代後半から繁殖に力を入れ始めており、拡大が進んでいます。ルーマニアやポルトガルのほか、アラブ首長国連邦にも純粋種を販売する計画も立てられています。

畜産技術協会は、世界規模でWAGYUの情報を把握する必要があるとしています。

世界的に見てもWAGYUの価値は認められているという事になるのでしょうが、ちょっと複雑な気持ちになりますね。

ちなみにですが・・・「和牛」でググったらあのお笑いコンビが真っ先にヒットしました(笑)