2019.10.04 未分類
メビオール社の植物栽培システムは、ナノ(10億分の1)メートルサイズの穴が空いた特殊フィルム「アイメック」を展開しています。
同フィルムは水や養分だけを通し、土の代替となり、水替えの必要がありません。植物が水分を吸収しにくい環境をキープすることで、糖分など栄養価をアップする効果も期待できます。大量の水を使用したり、管理の手間がかかる水耕栽培の大規模装置を採用したりしなくても、トマトなどの植物工場を運営できるようになりました。
2014年、アラブ首長国連邦で採用され、生産したトマトを現地レストランなどへ展開しています。15年には水質が不安視される上海近郊などでも採用されています。
メビオールは中小企業であるものの、アイメックは国連の環境技術のデータベースに名を連ねるなど、国際的な認知度が高まりつつあります。野菜栽培を行ったフィルムは、1年に1度交換する必要があり、交換用フィルムの需要も期待されます。
このアイメックが評価されるのは、美味しさがアップするところにあるとも言われています。特にトマト栽培では別格の美味しさ!とかなり高評価を得ています。
今後一気に普及していくと思われますね。