冷凍輸入野菜が3年連続で過去最高を更新!

2019.08.30 ブログ

7月30日、財務省は2019年1~6月の輸入通関実績を公表しました。

このうち、冷凍野菜の輸入量は52万7103tと前年比で3.1%増え、上半期としては3年連続の前年超えおよび記録更新となりました。

金額ベースでは前年比5.7%増の981億4019万円でした。

 

 最大品目のポテトは、19万4933tで前年比6.1%増。キロ単価は5.6%上がりましたが、需要は増えています。

米国・カナダ産は堅調だが、ベルギーや中国からは2年連続のマイナス、オランダは15.9%減とマイナスに転じました。

 

 枝豆は2年ぶりのマイナスで、2.1%減の3万8633t。シェア1位の台湾産が1.7%減となりました。

 コーンはマイナスに転じ、9.3%減。米国産、タイ産などが減少した一方、中国産やベトナム産は大きく伸ばしています。

 

 ほうれん草は昨年と一昨年に国産品が不足し、輸入量を増やした反動で今回は6.3%の減少。

台湾、ベトナムからの輸入が4割以上減少しましたが、ミャンマーやイタリアからの輸入は大幅に伸びています。

 

地方の農村地帯で生活する私には「輸入冷凍野菜」と聞いてもいまいちピンときませんが、外食や総菜などでかなりお世話になっていると思います。

ただ、冷凍されていない地元野菜にはかなわない(食味や輸送コスト等を含めたコストパフォーマンス等で)ので、あくまでも補完的な役割を担っているという形になるのでしょうかね。