政府は30年の農林水産物・食品の輸出額を、現状の5倍に相当する5兆円に引き上げる目標を掲げている。ただ、足元は新型コロナウイルスの影響で輸出が伸び悩んでいることから、民間企業による商談や商品開発にも20年度当初比約7倍の36億円を求める。農水省は各国・地域が行う輸入規制の撤廃など、交渉を一元的に担う「輸出・国際局(仮称)」を新設する。
デジタル分野をめぐっては、データを活用したスマート農業関連事業に同約4倍の55億円、農家がスマートフォンを活用して補助金申請できる仕組みの構築に同約13倍の93億円を要求する。
これらにより同省の要求総額は同20%増の2兆7734億円に膨らむ。
コロナの影響で今後の輸出の見通しが不確定な事もありますが、事業者の持続化補助金や雇用助成金など、激しい支出が今なお続いているわけで、今後どれくらい我々の負担が大きくなるのか?不安は膨らむばかりです。
どうか、この予算が有効に活かされますように…。