コロナ騒ぎで見直し必至!「インバウンド需要」の今後

2020.03.28 ブログ

新型コロナウイルスの影響により、外国人観光客数が大幅に減少しています。今回の騒動を機に、日本のインバウンドを見直す必要があるように思います。

 

 観光庁が2017年に訪日外国人観光客に対して行ったアンケートによると、日本食や景勝地観光など一般的な観光として想定されているものは、1回限りの経験で十分だと認識されているそうです。書籍『日本列島回復論――この国で生き続けるために』の著者、井上岳一氏は、グローバル化が進展する中、各国の都市に差異はなくなりつつある旨を指摘しています。

 

 一方、自然体験ツアーやスキーなどのアクティビティは確実にリピーターを生み出しています。井上氏は、里山や中山間地など日本の原風景や日常を味わえる観光が、今後のインバウンド観光の中心になる旨を述べています。

 

 実際に、ドイツや英国などでは、大都市のみならず、歴史と伝統を有する地方都市や農山村が人気となっています。日本も里山や中山間地を観光に活かすべきと考えます。