なんで?ゲノム編集食品に「表示義務」がないとは!!欧州や中国では…

2020.03.17 ブログ

清談社の福田晃広氏は、以下の旨を述べました。

 

 [2019101日より、「ゲノム編集食品」の販売が開始されている。ゲノム編集とは、生物の特定の遺伝子を狙って壊すことで、新たな遺伝子をゲノムに付け加える「遺伝子組み換え」とは異なる。遺伝子を破壊することで、家畜の筋肉の成長を早めたり、卵のアレルギー物質を減らしたりできる。

 ただ、ゲノム編集のリスクはまだ解明されていない。それにもかかわらず、ゲノム編集食品には安全審査が義務化されていない。そのため、ゲノム編集食品はその他の食品に混ざって市場に流通している。米国でも、ゲノム編集された食品が出回っている。一方、EU諸国はゲノム編集食品に規制を設ける動きを見せており、中国は既に規制をかけている。]

 

 フリージャーナリストの天笠啓祐氏は、[米国企業のシンプロット社が開発したジャガイモが、ゲノム編集によって病気への抵抗力を失い、新たな毒素を持つことになったと述べる。また、遺伝子組み換え食品は既に問題点が指摘されているという。]

 

日本国内ではすでに「健康によいトマト」「毒のないジャガイモ」「長持ちするトマト」「肉厚のタイ」などが開発されているそうです。

この新しいテクノロジーを使った作物もアメリカではすでに流通が始まっているそうです。国内では本年あたりからいよいよ出回り始めるかもしれません。

ただ、過去の遺伝子組み換えを例にとれば、市民団体の激しい圧力により一旦は参入を決めた企業も続々と撤退を余儀なくされたという前例があります。

 

果たして、この先どうなっていくのでしょうかね?