かつてはあの楊貴妃も好んで食べていたとされる「ライチ」！

そのライチ！国内流通の1%しか国産物はないそうです。

そんな中、宮崎県新富町では、10年以上かけ糖度15度以上の大きなライチの生産に成功していました。

しかし、ブランディングに時間を要し、単価もなかなか上がりませんでした。

そこで、その希少性と美味しさから1粒1000円で売ることにしました。

反感を覚える他の農家も多い中、生産者は覚悟を決めました。

「よし！1000円で売れるように、このライチの価値を高めよう！生産だけじゃダメだ！価値を高める活動もしていこう！」

そして、空港の土産品やふるさと納税の返礼分として販売したところ、メディアにとりあげられた影響もあり、ヒット商品となりました。

ライチを町の特産品にしたい、そして覚悟を決めた、この事はこの分野に限らず、リーダーシップの本質と言えるのではないでしょうか？

あの時、妥協に妥協を重ねたような、ぼんやりとした覚悟で進んでいたとしたら・・・。

素晴らしいリーダーがいれば世の中が明るくなっていくんですね。