中国政府が農村で「新エネルギー車」普及後押し

2020.08.10 ブログ

財新 BizTechの安麗敏氏が以下の旨を述べました。

 

 中国政府は7月から、農村部で電気自動車(EV)などの普及を支援するキャンペーン「新エネルギー車下郷」を始める。キャンペーンに参加する自動車メーカーや対象車種に対する優遇措置など詳細は、地方政府が決める。中国工業情報化省と農業農村省、商務省が715日に公表した通達で判明した。

 

 中国の自動車市場では、新エネルギー車への補助金が昨年6月から大幅に削減されました。割高感が顕在化したことから、新エネルギー車の販売が低迷しているようです。

 

 中国国務院は2012年、年間生産台数200万台、国内保有台数500万台を2020年までに目指すと公表しましたが、目標達成は危ぶまれています。今回のキャンペーンの狙いは、こうした状況を打破することにあるようです。

 

 従来、新エネルギー車の個人向け販売は、高価格モデルが中心でしたが、近頃ローエンドの小型EVが注目を集め始めています。とりわけ、農村部ではそのコスト優位性が大きな魅力になっているようです。

農村の小型車と言えば「軽トラック」が思い浮かびます。

圃場から集荷場までの運搬手段はどうなっているのでしょうかね?

小型車では間に合わないレベルなんでしょうね。