2020.07.24 ブログ
ジャーナリストの近藤大介氏は、以下の旨を述べました。
6月23日、四川省の西昌衛星発射センターで、中国の衛星ナビゲーション・システム「北斗三号」の最後となる30基目の衛星が打ち上げられました。
現在、中国のほかに、米国、EU、ロシアがそれぞれ衛星ナビゲーション・システムを構築していますが、中国の官製メディアは北斗が世界最先端だと主張しています。
中国が独自の衛星通信システムを作った背景には、1991年の湾岸戦争があるという話も…。開戦時、米国が全世界のGPSを一時停止したことで、中国は混乱。「北斗一号」計画は、湾岸戦争後の1994年に始まったのです。
今後の北斗システムの利用分野について、『新京報』は通信、農業、スマートシティなどを挙げていますが、習近平政権は軍事利用を最も重視していると考えられます。
習近平政権は、2035年までに「宇宙強国」となることを目標とし、宇宙ステーション建設や月探査、火星探査のプロジェクトを進めています。
農業 ドローン GPS で検索していたらヒットした記事です。
日本にも中国製の農業ドローンの大手メーカーさんがかなりのシェアを獲得しています。
日本の国土も恐ろしい精度で把握されているのでしょうかね。