2020.03.02 ブログ
寄稿家のMicheline Maynard氏が、以下の旨を述べました。
1月21日、米スターバックスは環境に配慮する取り組みについて、2030年までに実現を目指す具体的な目標を発表しました。自社とサプライチェーン各社から排出される二酸化炭素の量を半分に減らし、業務に使う水の量も半減させる。コーヒー豆の生産でも節水を進める。埋め立て処理に回される廃棄物の量も半分にするようです。
また、スターバックスは世界の約2万8000店舗で、植物由来の食品を増やし、容器を再利用可能なものに変えるとしました。イノベーティブで再生可能な農業への投資も行うと表明しています。
カナダでは2022年、使い捨てプラスチックの使用を禁止する法律が施行される予定です。カナダ国内で事業を行う企業は全て、この規則を遵守する必要があります。2021年には欧州連合も使い捨てプラスチックを禁止する見込みです。
日本でも、農産物の生産現場ではプラスチック製品が数多く使われています。
使い捨てで見れば、肥料に薬剤その他農業資材全般の包装、更にはその資材そのもの等でも使われています。これら数多くの製品が従来の製造スタイルを変更せざるをえない状況が来てしまうのでしょうか?
いつも思うのですが、この結果起きる「コスト高」のしわ寄せの「被害」を被るのはいつも生産者サイドなんですよね。日本でそのような事態が起きないことを祈るばかりです。