2020.01.27 ブログ
ITジャーナリストの牧野武文氏が、以下の旨を述べた。
中国アリババが手がける「盒馬鮮生(フーマフレッシュ)」が目覚ましい成長を遂げています。
フーマは生鮮食品を販売するスーパーだが、倉庫から半径3km以内の地域に対し、オンライン注文を受けてから30分以内に無料で商品を配送しています。
EC市場の成長がピークに達した現在も、生鮮食品市場は開拓余地を残していると見ています。ただ、生鮮食品は従来の配送物流に適さないとも言われています。
そこで、配送先の近くに小型倉庫を多数設置し、市内全域をカバーする方法が考案されました。ただ、生鮮食品の場合、品質や鮮度を自分の目で確かめたいという消費者も多いのも事実。フーマは、倉庫を店舗としても活用し、この課題を解消しました。
また、販売している食材を使った料理をフードコートで提供。商品への信頼感を高めるプロモーションになっています。
アリババは、フーマ全体の売り場面積当たりの売り上げが、既存スーパーの4倍以上に上ると公表しています。
eコマースは死んだと言ったジャックマーさん。
昔ながらの風習や慣例で大きな変化を良しとしない我が国のいく先は、このアリババの動きを見ていれば見えてくるのでしょうか?
はたまた、チョコチョコと動かず我が道を行く事で未来は開けていくのでしょうか?