今注目の「ゴーストレストラン」とは?

2019.11.29 ブログ

清談社の藤野ゆり氏が、以下の旨を述べました。

 

 ゴーストレストランとは、ニューヨーク発祥のデリバリー専門飲食店のことをさします。シェアキッチンでつくった料理を、ウーバーイーツなどのデリバリーサービスを活用して提供します。店舗も客席もないため、開業に必要なコストを最小限に抑えることができます。また、事業の軌道修正もしやすいく、万が一うまくいかなかったとしても、シェアキッチンの間借りをやめればいいだけなので、損失は少なくてすむのです。

 

 ゴーストレストランが注目される背景には、ウーバーイーツの存在があります。日本にも進出したウーバーイーツは、これまで出前を展開してこなかった店にも対応しています。ウーバーイーツは外食産業にとって新しい販路となりました。

 

 開業から10年後も営業を続けられる店はわずか10%と言われる飲食業界を、ゴーストレストランとデリバリーサービスは変えられるでしょうか?

 

現在、国内でウーバーイーツが利用できるのは大都市に限られます。今後拡大するかもしれませんが、その商圏内が抱える人口とそれを提供できる店舗数がある程度見込めなければ地方では厳しいですね。

それにしても10年以上経営できる店舗は10%とは厳しい世界ですよね。ぜひこの「ゴーストレストラン」で人気店が一つでも多く出てきたら消費者にとっては嬉しいですよね。