米中貿易摩擦激化に見るトランプ大統領の農業支援

2019.08.26 ブログ

中国は米国産農産物の輸入を停止すると決定しました。

これについて、米主要農業団体は8月5日、トランプ大統領の支持層である農家への大きな痛手となる旨を指摘しました。

 

 トランプ大統領は6日朝、農家への支援は引き続き行い、この2年間に承認した計280億ドル(約2兆9800億円)の支援策を、さらに拡大する旨を示しました。

 

 トランプ大統領はツイッターに「この2年で分かった通り、わが国の偉大な農家は中国が彼らを傷つけることはできないと知っている。大統領が味方になり、ほかの大統領がしないことをやってきたからだ」と投稿。

必要があれば来年も支援を実施する旨を表明。

 

 貿易摩擦による農家の損失を一部補う政策により、トランプ大統領は盤石な支持層である地方有権者の支持を維持しています。ただ、農家や農家のロビイストからは、支援ではなく貿易の改善を求める声も上がっています。

 

確かに農家の皆さんの心境も複雑でしょうね。

食糧安保の視点で考えても国内農業は国策としてしっかり守っていかなければなりませんからね。

この類の支援はどこの国でも重要な政策になりますよね。

というか意地と意地のぶつかり合い?の様相を呈してしましたね。